殺人事件で損害保険会社が賠償請求!!非常に珍しいケース

   2016/12/19 

高1殺害で元少年に1億賠償命令/社会/デイリースポーツ online 

 

珍しいケース。

まずは、被害者および被害者遺族の方には心からお悔やみを申し上げる。

 

この事件って要するに殺人事件。

殺人事件で、損害保険会社が絡んでくるニュースってまず見ないですよね。

それもそのはずで、刑事事件では、有罪か無罪か。有罪ならどのぐらい罰を与えるのが妥当かを裁判所が判断するわけですので、損害賠償とか保険金云々は関係ありません。

それは、民事の方なんで。

 

犯罪被害をカバーする保険

で、交通事故の場合は、自動車保険の関係で、賠償について保険が関わってきますが、そうでない今回みたいなケースでは、通常保険が絡まないので保険および保険会社は関係ないわけです。

しかし、今回の件は違ったようです。

おそらくですけど、金額的に見ても、これは、自動車保険の人身傷害の車外危険を担保する部分で、犯罪被害事故をカバーするものがありますので、おそらく今回は、これが該当したものと思われます。

他にも、通常の傷害保険に、「被害事故補償」という同じような機能のものがありますが、実務感覚で言うと、それを契約する人はまず見かけませんので、そちらではないかと。

 

おそらく限度MAXで支払われた

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で、話を戻しますと、自動車保険の人身傷害保険は、ユーザーは、通常、車外危険も対象にするか?しないか?の選択だけで、保険金額(補償限度額)は一律です。

従って、細かく選択できるわけではないので、通常犯罪被害に何千万場合によっては、無制限みたいな補償を希望する人は、まずいなそう(しかも、あくまで自動車保険であること)ですが、細かくは普通選べない内容になっている関係から、そうなっているケースが普通にあるというわけなのです。

で、今回、限度一杯で支払われているかは定かではありませんが、被害者の年齢が若いようであること、5千万というキリの良い金額であることに鑑みると、おそらく限度MAXなのではないかと思うところです。

 

ポイントは最悪な場合どうなら納得できるのか

さてそんなわけで、犯罪事故も出るようにしておいた方がいいよ!!という趣旨のことを言おうとしているわけではありませんが、こういうケースもたまにはあります。

ただ、じゃあ、保険に入っておいた方がと考えるのは単純過ぎる話で、要は、入りたければ入ればいいわけですが、他にも生命保険みたいに、似たような機能をもったものもありますし、該当する可能性があるからと言って、加入していると、いくらでもお金がかかります。

なので、まあ、あまり考えたくはないでしょうけれど、最悪そうなったときに、どうなりたいか?

もっと、具体的に言うと、

・お金が保険会社から支払われた方がいいのか?

・いらないのか?

・いるのであれば、いくらぐらいいるのか?

・そして、その料金は?

というところを詰める必要があります。

 

最後に

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ですから、いらない人は、そもそも関係のない話なのです。

なので、いる人は既に入っている生命保険や、入っていなくても新たに活用する手段としてなども含めて、ご検討ください。

それと、受刑者である元少年に対しては、賠償請求権が認められ、その両親に対しては棄却ということですが、判決が確定しても余程家が資産家でなければ、単に請求権が認められただけで、実際の回収は難しいでしょう。

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