今後、生命保険会社が保険料を引き下げやすくなる

   2016/12/19 

このエントリーでは、今後の国のルール変更により生命保険の保険料が金利の変動に応じてこれまで以上に変更になりやすくなることについて書きました。生命保険は、大半の人が関係してくる制度ですので、余程興味が無い人以外はご覧ください。

 

1.生保会社が保険料を引き下げやすくなる

本日のニュースで、金融庁は今後、生保会社が金利が上がる際に保険料を引き下げやすくするルール変更が行われるという報道がありました。

以下にそのニュースを引用しますのでまずはご覧ください。

生命保険料下げやすく 金融庁、標準利率算定見直し
2013/11/2 2:00日本経済新聞 電子版

金融庁は生命保険会社が保険料を変更しやすくする。保険料を決める基準となる標準利率の算定方法を見直し、2015年度から適用する。年金など貯蓄性保険の利回りを金利変動に合わせて変えやすくする狙い。生保は今後金利が上がる際に保険料を引き下げやすくなる。新規の契約者は負担が減る利点があるが、生保の間で競争が過熱する可能性もある。

 

2.全ての生保商品ではない

さて、ということでですね、また生命保険が変わっていくようです。

で、今回報じられたのは、「年金など貯蓄性保険の」ということなので、掛け捨ては関係ないですね。それと範囲として、終身保険とかまで含まれてくるのかは、このニュース記事だけでは判断できません。

まずどういうことなのか解説します。

 

3.予め割り引いている

生命保険は、将来の運用益を予めある程度見込んで初めからその分を割り引いて保険料を設定しています。ちなみにその数値を「予定利率」と言います。名称だけみると、その保険に入った場合の予定利回りみたいに見えますので、変動型の保険で、将来の単なる予測みたいに知らない方は勘違いをされる方もいますけれど、違います。ちなみにこれをちゃんと理解していない人は、同業でも結構います。(残念)

さて、それでその率をですね、これまでよりも金利の変動に応じて上げやすくするということです。つまり、将来運用益が増えそうだから、予定利率を引き上げる。そうすると保険料をその分少なめでも間に合うので、保険料が下がるというわけです。

従って、要するに金利に応じて、保険商品の値下げがこれまでよりもスピーディーにできるようになるのです。

 

4.世の中メリットだけということはない

しかし、一方・・・、ニュース記事には書いてありませんが・・・。逆に金利が下がった場合は、これまでよりもスピーディーに保険料が値上りすることになるでしょう。

ものごと必ずメリットとデメリットはセットなのです。

そうなるとですね、これ契約を検討するときに、実際に契約するタイミングがこれまでよりも難しくなることになります。

「先月契約しといて良かった・・・。」

「もしも、一月遅れたら・・・。」

または、

「チッ、もう少し待って契約すれば良かった・・・残念。」

みたいなこともあるでしょう。

 

5.最後に:契約のタイミングが重要になる

もちろん株式のようにジェットコースターみたいにはならなくてもこれまでよりは、変更をしやすくするわけですから、これまでよりはその色が濃くなることは間違いありません。

ということで、今後は、よりその辺のタイミングが重要になるので、我々もその辺のトレンドをクライアントや一般の方に必要に応じてお知らせしていくことも重要な業務の一つになります。

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