【実務家として言えばそんな話じゃない!!】巷で話題の消費税増税による自動車保険料値上げについて

   2017/10/19 

値上がりする自動車保険の節約術 – ライブドアニュース 

消費税増税の影響で、自動車保険料の値上についての記事を結構見かける。で、この記事には書いてなかったのだが、昨今の値上の原因は、

実はここ3~4年、毎年のように、自動車保険の料率改定がなされています。大きな理由としては、「自動車保険加入者の高齢化」「若者の車離れ」があります。

だけではなく、車の修理代金の高額化もある。(というか、地方だと車離れは関係無さそうなので、全体で見ると、むしろ・・・2点かと推測。)

どの車もあんまり差がなくなったんだね

率直に言って、どの車もそれなりにいい車になったということだろう。例えば、車の塗料一つとっても、どの車もパールやメタリックの塗装がほとんどになったように感じる。そういった塗装は、修理する際も、そうでない単純なものよりも修理代金が高くなる。加えて、車自体でも、デフレが20数年続いて、小さい車に乗る人が増えたが、軽自動車でも今時は、200万円を超えるものも普通にあるし、そこまでいかなくても、仕上がりで150万~180万ぐらいというのは極普通の金額になっている。

つまるところ、何の車でも、最低価格は同じような感じになっているのである。もちろん、やや低めのものもあることはあるが、全般的な話としてはそういうこと。なので、これまで、低めだったものは、立派になって、高めだったものは、立派度がダウンし、差が縮まったということに他ならないのではないかと。

以前から見ると平均的に見て相当高くなった

加えて、これはいつだか見た記事にも書いてあったし、実務感覚でもそうだと感じるけど、塗装以外の面でも修理代が高くなっている。一つは、安全ボディとか燃費の向上のため、車のボディが薄くなっていて、板金ではなく、直ぐに交換という対応にならざるを得ないという点。それと、ハイブリッドや電気自動車とかあと、ガソリン車でも低燃費系もかな!?事故ると修理代高いみたい。

部品代という意味でもだし、軽くするために、軽いようなものを使っているみたいで(アルミ?)、なんせ修理代は高い傾向にあるようだ。以前、事故でプリウスがこんな事故でー?という感じの事故で、ほぼ全損になっていたことがあったし。。。

消費税は仕入れコストの増加みたいなもの

で、消費税ということで言えば、他のエントリーでもどの程度、損害保険会社の負担が増えるのかについて、書いたものがあるけど、要するに、通常の物を仕入れて、なんか作って売ったりとか、そのまま売ったりとかどっちでもいいけど、そういう感じで言えば、仕入れコストが、上がったということなの。

どの程度なのかは、以下のエントリーを見てもらうとして、結構な話なので、まったく値上げしないということには、なかなかならないわけ。ヘタすると、少し儲かってるぐらいだと、あっという間に赤字になる。

だから、昨今で言えば、事故の増加と、修理代金の高額化だけど、この頃話題になっている値上の理由は、保険という品物を作るための材料費(仕入れコスト)が上がったというのが理由。

・消費税増税の影響で損害保険各社値上げ決定へ、やっぱり予想通り・・・ 

・やはり予想通り、消費税増税で1000億円超の収益悪化、各社値上検討へ 

実務家としては、そんな話ではない

ただ、実務をやっていて思うことは、そんな話じゃないと。。。ここ数年、各社ずーーーっと自動車保険に関して言えば、赤字経営をやって来た。その間チョイチョイ値上はしてきたけど、全然追いついていなくて、で損害保険料率算出機構が示した見解を基に、2年前の10月(2012年)に全社的に自動車保険の等級(割増引)制度の抜本的な改定を行ったわけ。

で、その影響により、事故があり、保険を利用した場合、契約更新後の保険料が、大抵のケースで、だいたい倍近くになるようになった。(年間6万ぐらいの人は、10万ぐらいとか。。。)

で、これは、長期契約と1年契約でも違うけど(あと保険会社によっても)、1年だと、通常この割増状態が3年続くの。だから、単純にみても、この差額×3とかなんで、上のカッコ書きの例で言えば、4万×3年で12万とかになる。(負担が増える)もちろんケースによっては、普通にもっとということも

できるだけ保険料を安く済ませるには

そう考えると、冒頭の記事で取り上げられているようなことは、枝葉、あるいは誤差の範囲ぐらいにしか、実務家としては思わないぐらいの話なわけ。あとこれは、保険を1回利用した場合の話なので、複数回あれば3年では終わらずもっと続く。。。

それから、ゴールド免許の人とそうでない人との差もドンドン開く一方。これもケースによってだけど、年間で5,000円とか1万円ぐらいの差が出ることも普通にあるのよ。なので、この辺のポイントを抑えるのが一番効果があるところで、全体の保険料の値上がりを抑制させることにも効果があるので、なんせここを抑えるのが大事。

だから、できるだけ保険料を安くやりたければ、細かい年間千いくらとかの特約云々というのもいいけど、とにかく事故を起こさないで、そして、ゴールド免許を獲得(5年間は効果確定)することだね。

ちなみに

冒頭の記事中に、以下の記載があった。

そして、補償内容の点から考えると、次の特約を付けている場合 、家族間で重複している可能性があります。
(1)人身交通事故傷害
(2)弁護士費用補償
(3)個人賠償責任補償
上記は家庭内で一つでも契約していれば、一般的に対応できるため、等級が進んでいる自動車保険に付帯した方が、保険料が安くなると考えられます。

一般論だが、(2)、(3)についての特約料は等級は関係ない。(1)は、たしか等級により違ったハズ。気になる人は、確認を!!それと、弁護士特約は、自営業のケースでは気を付けなければならない。なぜなら、当該特約は、家族の自動車であっても業務に使用している時の事故は対象外となるからだ。従って、 それぞれ特約を付帯しておいた方が良いケースも有る。

 

ところで、この本、この前読んだけど、なかなかオモローだった。生き方いろいろ。メニューいろいろ。

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