東京海上不払い問題、実際は組織ぐるみで不払いを隠蔽か!?会見内容は虚偽と指摘

   2016/12/19 

「保険金不払いは会社の指示」 東京海上日動社員が提訴:朝日新聞デジタル 

昨今報じられた東京海上日動の保険金不払い問題について、新しい情報が入った。

以前の報道では、昨今新たに発覚した分について、当時金融庁から指示があった調査対象期間にはなっておらず、当時の約款としても自動的に請求権が発生するようにはなっていなかった等の理由から、請求を受けた場合に支払うというスタイルをとった。従って、不払いにはあたらないと同社は主張。(未払い)

また、対応のしかたについては当時金融庁とも相談した上で、そのあたりの調査対象外期間についての取扱を決定したと報道されたと記憶している。ちなみに、東京海上社以外の主な損害保険会社は、同庁から、指示のあった期間以外の期間も自主的に調査をし、期間内と同様の対応を行っている。

東京海上社は、先般の会見で、

東京海上日動では今年2月、最大十数万件にのぼる不払い問題が新たに判明した。永野毅社長は会見で「当時は請求がなければ払わない、という運用で、いわゆる『不払い』にはあたらない」と説明していた。

と、説明。しかし、ここに来て、その辺の説明に虚偽の疑いが出てきた。東京海上社の現役社員の男性が、今年3月に元上司や会社に3千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したのだ。理由は、「不払いを会社側から指示され、上司に責任も押しつけられて降格させられた」(主張)ということだ。

つまり、会見などの説明とは違い、男性の主張では、

・会社は組織ぐるみで不払いを隠しており、会見内容は虚偽である

・2005年当時、男性は保険金の支払い業務を担当していたが、会社側は男性らに「(追加の)支払い対象事案のリストを絞り込み、極力ゼロにして報告せよ」などと指示。不払いが多数あったのに、少なく装うよう強要された。

・06年ごろから社内での待遇が悪くなり、10年には降格。

・11年に労働審判を申し立てたところ、「男性が不払い案件の関係書類を捨て、独断で支払い対象外と判断した」とする報告書が上司によってつくられていたことがわかる。上司が不払いを隠した責任を、男性に秘密裏に負わせるものである。

といことなのだ。あくまで報道ベースではあるものの、う~ん、これは問題がありそうだ。同社は、業界でも特に業績重視ということで有名だ。それだけに、こういった方向に走ってしまった可能性は高いのではないだろうか。NHKにしても霞ヶ関の役所にしてもそうだが、組織とは大きくなり過ぎるといろいろとこういった体質になってくるのかもしれない。

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