自動車保険の参考純率も引上げへ 各社今秋にも値上げの見通し

   2015/11/27 

昨日、火災保険の参考純率の引上げのニュースを記事にしたのに引き続き、今度は自動車保険の純率引上げについてのニュースが入ってきた。日経新聞が報じている。

自動車保険の参考純率、0.7%上げ 修理費増で5年ぶり

損害保険料率算出機構は4日、自動車保険の保険料の基礎となる「参考純率」を平均で0.7%引き上げたと発表した。

理由としては、昨今の車の修理費が増加、消費税率引上げで保険金支払額が増えていることが主な原因だとしている。損害保険各社は、今回の件で今秋にも保険料を引き上げる見通しだとか。ちなみに、自動車保険の参考純率の引き上げは5年ぶり。

保険金の支払額は、車両保険(自分の車の補償)では減少。対物賠償(相手の物)では増加ということで、全体の料率を引上げへ。それと年齢別の保険料率では70歳以上の料率が引き上げに。

そう言えば、先日、保険会社の保険金の支払部門の人と会って話したのだが、その時に、昨今の修理代金の高額化について話した。そしたら、以前聞いたところによれば、安全ボディなどと言って、車に乗っている人が、事故が起きた時にケガをし辛くなっている分、車自体が壊れやすくなっていることや、燃費を向上させるために、ボディーが昔から見ると薄くなっており、その分修理するときに板金で対応出来難くなっているのが、高額化の原因と聞いていた。

が、しかし、それもあるのかもしれないが、別な要因も考えられるという話を聞いたのだ。事故で、車を修理に入れるときに、顧客はディーラーに依頼するケースが多い。その場合、特にディーラーでは、外注に出すためいくらか高めになること。あと、直ぐに交換で対応しようとするという点が大きいと言っていた。

損害保険制度(法律)という意味でも保険契約約款という意味でも本来は、原状回復(事故で壊れる前の状態に戻す)が目的なので、契約上は必要最低限の金額しか保険会社は支払う義務は無く、逆に保険契約者(被保険者)は、最低限しか請求する権利は通常ない。

ただ、その辺がスパーッとハッキリ分かれていて判り易いわけでは現実的にはないことや、あまり厳格にやり過ぎると、払い渋りのような感じにもなりかねず、ユーザーや当局に保険金不払いという印象を与える可能性や実際にそれに該当してしまう可能性もあるため、ある程度は、交換などに応じるようにならざるを得ないという話だったのだ。

もちろん程度問題ではあるが、しかし、もしもそういったことが過剰になってくると、不必要に保険料の値上げに繋がり、最終的にはユーザーに跳ね返ることになる。

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