これからの損害保険代理店は最低扱い高5億と大手損害保険会社は考えているらしい

   2016/01/23 

先週ある損害保険会社(以下、単に保険会社。)の人(以下、Aさん)と話したところ、あくまで個人の予想という話ではあったが、今後の保険会社が考える保険代理店の形について話を聞いた。

なので、予想の域を出ないもののその人の立場などを考えれば、それなりに参考になる情報だと思われるため、国内の多くの保険代理店経営者および従事者にとって、参考に出来る面がありそうなので記事にしてみる。

具体的には3つ。

・総代理店制度

・扱い高5億以上

・条件付きで乗合承認をする方向に

という点について話していた。

総代理店制度

まずは、こちらについてだが、これは、以前、あいおいなんかでもやっていたと聞いたことがある。要は、総代理店という名の取りまとめをする代理店と、取りまとめをされる代理店に分けて、総代理店は、文字通り取りまとめ業務を保険会社から引き受けることになる。

なので、現在の形に、保険会社と代理店の間に管理会社を入れると。また、言い方を変えるとするなら、会社内で言えば、とりまとめ役のリーダーを設置するようなイメージ。

理由はね、金融庁も簡単には保険料の値上げを認可してくれないので、企業努力を相当求められるんだとか。なので、保険会社の人件費カット、代理店の手数料カットとなるわけだが、そのやり方として、保険会社の職員数も減らしにかかると。

で、次のテーマとも絡んでくるわけだけど、担当先の代理店が減れば、職員も少なくて済むという考えらしい。

次行きます。

扱い高5億以上

その今回の話を聞いた通称Aさんと会って話し始めた時に冒頭、「変りはないですか?」というところから入った。これは、先方から自分に対しての言葉。

それで自分は正直に、健康面とかはほとんど変わりないが、余程増収し続けないと、(前年と同様ぐらいの増(減)収率では)手数料(率)が少なくなるような改定(仕組み)がここ数年特に極端に行われていて、手数料が少なくなって困っていると答えた。

そしたら、上述のような話になって行き、今は昔と違って、保険代理店の最低規模が大分高めに考えられていて、保険会社としては、最低扱い高5億以上と考えているんだとか。

つまり、損害保険代理店を専業でやっているところの規模は、3,000万円~5,000万円ぐらいのところが多くて、多めのところでも1億~3億程度といった感じなので、それが5億とかになれば、大分、保険会社の職員が少なくて済み、人件費をカット出来るということなのだろう。

条件付きで乗合承認をする方向に

それと、Aさんは、乗り合い(保険代理店が複数の保険会社と取引をすることで、その場合既に契約している保険会社の了解が通常契約上必要。法律的には、民事(損害賠償)ではあるが会社法でで禁じられている。)も条件付きでOKする方向になるだろうと言っていた。

ただ、あまり急激にやるとチャンスもあるだろうけど、急激な戦国時代になる恐れが強くなるので、そこは条件は考えるハズだという話。まあ、じゃないと現状のままだと各社(保険会社)競争が出来ないからね。ならざるを得ないだろうね。

最後に

というわけで、割りと近いうちになるんじゃないかという話だったが、本当にそうなのか!?というのが率直な印象だ。どの程度やるのか知らないが、保険代理業は一人一人が客を持っているのが普通なので、それぞれが一国一城の主的な傾向が強い。

そうなると、保険会社は以前も保険代理店の合併を進めたがっていた経緯があるが・・・、正直難しいんじゃないのかなーと。ちなみに、保険会社が持っているカードは、ハッキリ言って、手数料規定の決定権のみ。

保険会社と顧客は、深い結び付きが全くと言っても言い過ぎではないぐらい無いことは、過去の事例を見れば明らかで、それは保険会社も理解をしていて頭を抱えていることだろう。

つまり、保険の契約自体は保険会社と顧客が契約をしているわけだが、例えば、担当の代理店が廃業したり、取引をしていた保険会社と契約解消し、別な保険会社と取引をするようになった場合、ほとんど顧客は、そっくりその代理店に流れるんだよね。あるいは、廃業の場合は、どこかそれぞれに散らばる。

これは廃業の場合で、3年後良くて半分以下。廃業ではなく、取引をする保険会社を変えるだけで、代理業を引き続きやっている場合だと、ほぼ残らない。実際に、自分のところでの複数の事例でもそうだし、他所のケースでもほぼそんな感じらしいので、これが通常の傾向と考えて間違いないだろう。

なので、手数料規定で、まとまらないと少なくなるように誘導するにしても、あまり過激にやれば、独禁法違反(優越的地位の濫用など)になる可能性が強まるので、そこは限界が。

ということは、本当の意味で、代理店がまとまりたくなるような内容の仕組みを保険会社は考えないと・・・実際、合併の時と同じで上手くはいかないかと。

特に、高齢化が進み、そこまで生活に困っていなかったりすると、多少の手数料の云々とかどうでもいいという人も多いハズ。もちろん条件次第だが、自分もある程度の自由度がなければやる意味は無い。この世に自由よりも大事なものなんてそうそう無いからだ。

そういう意味では、その人にも言ったが、法人のままで、まとまれるような仕組みなら、比較的ハードルは下がるのではないかと。あとは、それぞれの権利義務の問題。嫌になったら、いつでも抜けられて、不利益が特にないような形なら上手くいきそうだけど・・・。まあ、そこまでは流石に無理か・・・。

いずれにしても、簡単なことではない。5億とかって言ったら、相当まとまっていくイメージだ。自分の地域の同じ保険会社と取引をしているところで専業のところはだいたい全部位の量だからなー。なんせ。

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