病気やケガに備える『医療保険』は、なぜ大して役に立たないのか?

   2016/02/02 

医療保険は大して役に立たないという内容の記事があったので、思うことを書いておく。

老後の医療費への備え、医療保険は不要?外来では役に立たず、生涯保険料は100万円超

理由は、現在の医療は、入院ではなく通院で治す傾向にあるからだ。従って、入院したら、いくら!の医療保険では、入院しないと基本的には出ないわけで、あまり、機能しないというものである。

実際あたりまえ

では、なぜ医療保険の保険料が月数千円など、なのかよく考えて欲しい。保険は、事故の発生確率や支払保険金の額で、その保険料が設定されるもの。なので、料金と、保険金というのは一定の関係性があるものなのである。つまり、保険料が低めということは、そこまでの保険金を支払う可能性が低いということに他ならないのだ。

ただしかし、医療保険では通院もカバーされるものは、普通はない。昔、自分のところで、損保会社が出していた医療保険に通院特約というものがあったが、今はもう新規の引受けはやっていないし。

ガン保険なら普通、通院もあるんだけど

基本全ての病気・ケガの通院がカバーされる医療保険は通常はないが、ガン保険は普通に、通院もカバーされる。それから要件を満たせば一時金もある。従って、流石にガン保険は、現実に即した形になっていると言えよう。ちなみに、通院をカバーする条件が入院後の通院を前提にするものもあるが、入院が一切要件に入っておらず、入院していなくても通院が保障されるものもある。

今の現状を考えれば入院が要件になっていない方が、いざというときいいだろう。あと、一時金は本当にいいね。使い勝手がいいのよ。要件を満たしたら、例えば、100万円とか200万円とか所定の額を1回にボンッと払われるからさっ。だから、あとは好きに使えばいいと。なので、タクシー代に使うもよし、通院の医療費に使うもよしで、面倒臭くない。変な話、全く関係ないことにも使おうと思えば普通に使うことも可能。

なので、自分は、医療保険も少し入っているけど、3大疾病になったら一時金で出るやつがあるので、それに入っている。楽なんで。

あまり入院をさせると病院は赤字になる

日本の医療は、ほぼ健康保険制度で成り立っていると言っていいだろう。つまり、その制度の中身次第で、病院の方針なんかも左右されてくるわけだ。で、今は、火の車なので、ドンドン国は削減傾向にある。具体的に言うと、自分の家の市内にある県立医大という大きな病院があるが、そこの外科医に自分の顧客がいる。

で、その人と数年前にあった時に、話したら、そこでも当時で2週間以上入院させると、赤字になってしまうと言っていた。あと、他の公的なデータを見ても、ほとんどが一週間だとか10日ぐらいで退院し、通院での治療に切り替えとなっているのを以前見たことがある。

もちろん、医療技術の進歩ということもあるだろう。しかし、診療報酬の関係は極めて大きいようだ。ちなみに、今の話題とはややずれるが、入院期間が3ヶ月を超えると、病院側に入る診療報酬は半額になってしまうのだそうだ。まあ、2週間超で赤字という話に照らせば、そもそも論として、スタート段階から予算的に厳しいのだろうが……。

最後に

というわけで、生命保険を検討する際は、以上の点を踏まえたうえで、そのつもりで、他の手段も含めて検討が必要だ。

というか、今時の医療は、通院が主というのは、生保とか医療の業界にいる人にとっては、大分前からの常識である。もし、業界人で知らない人がいれば、潜りだろう。今時、一般の人でも知っている人は、それなりに居るのではないかと。

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