【生命保険】法人税の節税商品を活用する上で、墓穴を掘らないために必ず考えるべきこと

   2016/12/19 

生命保険は、よく節税に活用されることがあります。相続税とか法人税とか。あと、個人でも額は小さいですが、所得控除があります(年末調整の時期に証明書を会社に持っていくあれ)ので、あれも一応節税と言えるでしょう。

で、今回は、法人税について。現在ですと、主流は1/2損金タイプでしょうか。今回、解説するのは、1/◯とかはどうでもよくて、その本質を解説していきます。

一時的に課税されないだけなので後からちゃんとされる

まあ、解っている人もよく解っていない人も、実際色々だと思いますが、この手の保険は、いずれ解約して返戻金を受取ることが前提で普通は入ります。

で、それまでは、支払った保険料の例えば1/2とかが、損金と言って、経費として計上できるわけです。なので、つまり、儲かったお金には普通税金が課税されますが、その分は、課税されずに済むと。

なので、なんてお得なんだろう!と思うことでしょう、ここまでは。先日も半分は控除(損金算入ね)できるからお得、と言っている人がいた。

で、ここで解って置く必要があるのは、課税されずに済むのは、「一時的に」が前につくということ。保険をいずれ解約した時に、保険会社からお金が入ってきますわね。(解約返戻金)

これは、税金を払っていない部分については、収益(益金)計上になるのです。だから、当然その年度の利益にプラスとなるので、課税対象となるわけですよ。保険会社の説明会とかで良く、損金ばかり強調してお得感ばかりPRしている職員がいますが、ただ先送りにしているだけなのです。

しかも、入用になって早めに解約するとなれば、大分少なくなったりもするし・・・。貸付を受けるにしても利息は当然かかる。

だから、お得感の裏にはデメリットも満載なんですよ。

じゃあ、どう活用するのがいいのか?

で、どういった活用の仕方がいいか考えてみた。

もちろん、解約するのは特別な事情がなければ、一番解約返戻金が多いタイミングでやるのが基本だろう。で、その時のポイントだが、要は、利益が多いと税金も多く課税されてしまう。なので、要は、その時の利益が少なければいいわけである。例えば、

・結構赤字だったり

・損金算入可能な買い物が丁度、結構ゴッソリと必要になる

あとは、個人には課税されるけど、退職金とか、ボーナスとかね。

で、退職金の場合は、勤続年数にもよりますが、それなりの年数を勤めていれば、結構、「退職所得控除」もあるし、計算式が決まっていますが、そんなにボーナスとかみたいには税金がモロにはかからないんですよ。

だから、退職金を前提に計画を立てて入る人が多いと思うんですが。

なので、使い勝手が無いわけではないんですよ。ただ、これらの点を押さえておかないと、ただ、税金を分割して2回に分けて払ったみたいになるだけなんで・・・。あるいは、ヒドイと上述のように途中で必要になって、早めに解約したりして、少なくなったりとかね・・・。

昔と違って変化が激しいので予定通り行き辛い

でも、じゃー、退職金の積立としてやっておこうかなーって人はいると思うんだけど、3年先とかもどうか判らない中で、どのぐらいを想定するかにもよるけど、そんな先のことって判ります?判らないですよね。

判るわけ無いんですよ。昔の今よりも変化の緩い時代なら、まだ良かったでしょうが、今は法人の平均寿命も5~7年と言われる時代。20年だか30年前は、30年だったそうです。

中小の場合、実効税率はそんなでもない

だったら、中小企業は法人税の実効税率とかも、金額によっては2割ちょっとだし、税金払って、現金で持っておくかとか。株とか何かにでも投資するか、みたいなのも普通にありです。

自分なら、先のことは判らないし、何かと面倒な面もあるので、先送りしないで税金を払ってしまう方を積極的に検討します。あるいは、生命保険を活用するにしても少ない金額を検討するか。

というわけで、100%使い勝手がないとまでは言いませんが、法人税の節税に生命保険を活用する際は、「ご利用は計画的に!」ということで。ただ、計画通りに行くような時代でも無いけどね・・・。

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