「漢字の名前の生命保険会社には気をつけろ!?」についての感想

   2016/12/19 

かなり強烈なタイトルの記事があったので、ところどころ紹介したいと思います。

日生、第一、住友、明治安田…漢字の名前の生命保険会社には気をつけろ!? 

これ、そもそも本の紹介なんですよね。

実名大公開! 入ってはいけない生命保険
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「実名大公開」とかって、結構大胆で、すごいですね。Amazonで調べたら、Kindle版は無いようでしたので、取り敢えず欲しいものリストに入れておきました。おそらく、いずれ読むと思います。それまでにKindle版が出てくれると助かるのですが。出版社さんよろしくです。

では、早速。

まずこの本は、保険会社にいた人が書いた、「気をつけろ!」という本のようです。

「漢字系生保に気をつけろ」と警鐘を鳴らすのが、「保険会社を退職し、生命保険の改善を目的とする」活動をしている著者による本『実名大公開!入ってはいけない生命保険』(三田村京/宝島社)

そして、生保会社は3つに分類されるという点について。

実は、生命保険会社は漢字系、カタカナ系、ひらがな系の3つに分類される。

「漢字系」というのは、日本生命、第一生命、住友生命、明治安田生命、富国生命、朝日生命、大同生命などの昔からある大手保険会社。

カタカナ系というのは、プルデンシャル生命、アリコ、アフラックなどの外資系やソニー生命、オリックス生命などの後発の生命保険会社。

「ひらがな系」というのは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険、東京海上日動あんしん生命、三井住友海上あいおい生命保険などの損害保険会社の子会社の生命保険のことだ。

で、上記のうちの漢字系。つまり、国内生保ともいいますが、そこについて次のように紹介されています。

この漢字系生保の姿勢が生み出したのが、「ダメ保険」の典型である「定期保険特約付終身保険」だ。

「定期保険特約付終身保険」とは「満期保険金がない」定期保険に「満期保険のある」養老保険を組み合わせた「抱き合わせ保険」のこと。

それまでは貯蓄を志向する人は[養老保険]を選び、保障だけを重点に考える人は[定期保険]を選ぶという2大潮流だったが、生保会社は抱き合わせ販売を行うようになる。

「この保険は[養老保険]と[定期保険]が1対1の比率の組み合わせでしたが、保険会社が絶対にもうかる掛け捨ての[定期保険]の比率がどんどんエスカレートしていきました。

(略)さらに、[養老保険]は満期が来たら満期保険金を支払わねばなりません。

そこで抱き合わせる[養老保険]のベースを、満期がなく被保険者が死亡したときだけ支払いが発生する[終身保険]に取り換えて生まれたのが、今日の『ダメ保険』の源流である『定期保険特約付終身保険』」(同書より)なのだという。

そして、所謂転換についての批判が。

さらに低金利時代で、生保会社の資産運用が販売した保険の予定金利を大きく下回る“逆ザヤ”状態となったため、持ち出しを避けたい生保会社は「保険の見直し」というかたちで生命保険の「転換」を促そうとする。

『転換』で次の保険が良い保険になったのは、ただの1件もありませんでした。ひどい場合は、20数年間に『転換』を3~4回も繰り返させられ、その間に合計で1800万円以上も保険料を支払ったのに、保険料を支払い終わった時点で残った保障はたったの100万円になってしまった人も大勢いるのです」(同書より)

「転換」件数は2013年度だけでも459万件に及ぶという。著者が絶対に加入者のためにならないと指摘する「ダメ保険」を販売しているのも、加入者に対する詐欺的行為で契約を「転換」させ、損害を与える行為をしているのも「漢字系生保」が多いのだ。

う~ん、かなりの悪評はこれまでに数々聞いてきたけど、中にいた人が言うとリアリティがスゴイですね。ちょっと極端じゃないのか?と思う点もありましたが、少なくとも著者のコメントはこういうことなんですね。

ただ、どうなんでしょう。脅迫とかしているわけではないはずなんですよね、通常は。で、あれば、「もっと純粋に喜ばれるような、感謝されるような仕事をやって行くべき!」というような考え方には、大いに賛成をするところですし、その考え方に基いて日々仕事にあたっている自分であります。

しかし、いかがでしょう。本当に騙しているのだとすれば、これは刑事事件です。ヒドイとか言うレベルのものではなく、当然ヒドイことには間違いありませんが、牢屋に入る入らないの話の部類です。

繰り返しますが、確かに良くやるなー的な面は相当あるのです。が、「契約するしないの自由」は、基本双方にあるという前提でものごと考えますと、上記の表現は極端過ぎるように思いますね。

つまり、商売ですから、相手がいないと成立しない。そのヒドイ、「ダメ保険」を「買いたい」、「買ってもいい」と多少なりとも思う人がいたということも事実としてあるのです。それもかなりの人数が。

まあ、日本はお金についての情報を日常的に知人などと話す習慣がないのも事実です。が、しかし、内容を見て、説明を受けるなりして、最終的に意思決定をしているのは本人のはず。

なので、この「漢字系」については生保会社のサービスやあり方としては、まったく評価しないどころかヒドイものです。が、それを持って、ユーザーの責任がなくなる話ではありません(別)。

契約は自己責任。この前提がある以上、そう考えなければ、人間自体がダメになっていくばかりでしょう。というのが、自分の感想です。

というか、だから「漢字系」はドンドン頼まれなくなってきた経緯があるわけですからね。

実名大公開! 入ってはいけない生命保険
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