【最近の事例紹介】両者共「信号は青だった」と主張した事故の決着の付き方について

   2015/11/27 

結構前にあった事故が、少し前にようやく先方と合意が出来まして、示談に至ったわけですが、この事故は、なんと両者とも「青信号で、走って行ったらぶつかった」と主張していた事故だったんです。

で、問題点が一つありました。

何かと言うと、両者ともあるのは、「記憶だけ」ということです。そうです、つまり、客観的にその事実の根拠を示すことがどちらもできなかったんです。

ですので、当初から「こりゃー、無理だな」と思っていました。

だって、そうなんですよ。お互いに思いは一緒ですから。なんか調整するにしても調整するだけの根拠もないしね。

なので、自分は顧客に早い段階から、その旨を説明した上で、解決のためには、ある程度歩み寄らざるを得ない、ことを伝えていました。で、顧客的には、自分に一任な感じだったので、シナリオとしては、そういうことも普通に有り得るので、理解しておいてください、と話していました。

まあ、いくら時間がかかってもいいのなら、歩み寄らずに、放置しておくみたいな選択肢も、選択肢としてはあろうかもしれませんが、ずっと解決にならないのもストレスだということで、早く解決する方向で検討していったわけです。

それがこちらの方の感じ。

 

で、相手はというと……。かなり、感情論な感じだったようであります。会社なんですけどね……。ドライな感じなのかな、とも思っていたらとんでもなかったよう……。

しかも、担当の代理店も一緒になって感情的になっていたというんだから驚きです。普通考えたって、無理なの判ってたら、感情的になってもしょうがないことを進言すべきでしょう。

それが、こともあろうに、一緒になって……なんと、訴訟まで検討していたんだとか。しかも、弁護士特約はなかったらしいので、自費で。

どう考えても、損害額的にも常軌を逸しています。どうするか決めるまでにも結構な時間がかかっていましたしね。しかも、訴訟するにしてもwwwどうやって、立証するの?という感じでしかありません。

ていうか、こんなの瞬時に判断できると思うんだけど……。じゃなくても、そんなにかからずに。それを一緒になって騒いでいた(?)ってんだから、笑っちゃいますよ。だから、相手も担当の代理店も、そういうレベルだったんでしょうね……。

ということで、時間はかかりましたが、相手としても検討の結果、自分たちの主張を客観的に示すことができないので、当初こちらが検討、提案していた「5:5」でやむ無し、となったのでした。

似たような考えの人なら、せいぜい3日とか長くても一週間で合意しているような案件でしたが、何分「相手あること」なので、そうも行かないのが現実なのでした。

というか、最近の傾向を言えば、直ぐに「弁護士だ!!訴訟だ!!!」となる傾向にありますから、基本的には、解決までには長期化する傾向は強いです。事故には呉れ呉れもご注意ください。

 

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