国民年金保険料、第1号被保険者の23.1%が滞納 – うち2.6%は所得1,000万円超

   2016/12/19 

厚生労働省が調査をしたそうです。

http://news.mynavi.jp/news/2015/12/25/591/

対象は、「平成26年国民年金被保険者実態調査」ということで、

調査対象は平成26年3月末現在における国民年金第1号被保険者1,805万4,000人のうち、任意加入被保険者・外国人・法定免除者・住所不明者・25歳以上の学生納付特例者・東日本大震災の福島県避難指定区域の人を除く第1号被保険者及びその属する世帯。郵送調査を6万2,001人、所得等調査を12万3,005人に対して実施した。

ということですが、文字多すぎてかなり解りにくいので、シンプルに言いますと、要は、払えなくてもやむを得ないような人は除いて、特別な事情がないような人とか、そもそも任意の人以外の人に郵送でやったようです。

で、通常国民年金の対象者というのは、主に「自営業の人」とか、「会社員でも社会保険がない人」とかです。月の保険料的には15,000円ちょいといった感じ。

滞納者の割合は、「23.1%」ということで、実に「4.3人に1人」が滞納という状況だそうです。

そして、気になったのが、

「滞納者の世帯の総所得金額の分布」は平均が300万円、中位数が213万円となっており、低所得者の割合が納付者に比べ高くなっている。一方、世帯の総所得金額が1,000万円以上の者も2.6%いることがわかった。

「世帯の総所得金額が1,000万円以上の者も2.6%」ということで、世帯ベースですけど、払っていないようです。

 

それからですね、その納付しない理由

・保険料が高く、経済的に支払うのが困難:71.9%

・年金制度の将来が不安・信用できない:8.2%

・収める保険料に比べて、十分な年金額が受け取れない:5.5%

・うっかり忘れていた、あとでまとめて支払おうと思っていた・4.0%

・厚生労働省・日本年金機構が信用できない:3.4%

・これから保険料を収めても加入期間が短く、年金がもらえない:2.8%

・既に年金を受け取る要件を満たしている:1.1%

ということです。

それと、一番上の「保険料が高く、経済的に支払うのが困難」の人の理由は、

・元々収入が少ない、または不安定だったから:56.8%

・失業、事故などにより所得が低下したから:19.5%

・保険料より優先度の高い支出が多かったから:19.1%

ということだそうです。

ただし、こういうこともあります。

1号期間滞納者のうち「世帯の総所得金額が500万円以上1,000万円未満の者」の61.5%、「1,000万円以上の者」の48.8%が、「保険料が高く、経済的に支払うのが困難」と回答した。

滞納している人で、「世帯の総所得金額が500万円以上」のケースで大体6割とか半分ぐらいの人が「高くて経済的に払えない」と回答しているんだそうです……。

まあ、500万と一千万でも違いますし、世帯なので家族構成によっても違いは出ますけどね。でも、大家族みたいなのは稀でほとんどは、1~多くても5人とかぐらいなんでしょうけどね。借金の返済とかで大変ということも有るでしょうけど、意図的に払わない人もそれなりにいそうな感じも。

 

ただ、言えることは、払う能力があるのに払わないケースは論外としても、収入の多い人も少ない人も、一律に月15,000円強というのはちょっとキツイように思います。これ1人15,000円強ですからね。

なので、当然ですが、夫婦二人分なら、3万ちょい。もしも、ようやく暮らしている状況とかだったら、3万円ちょいとか結構な額ですよ。法律で、払わなければならないことになっている、所謂税金的な性質のものであることは理解をしますが、現実的に負担としてはかなりきついケースはあるんだろうなと思う次第。

自分がその立場で考えた場合、仮に、収入が激減して、その時に国民年金だったとしたら、結構払うことについて考えざるを得ないでしょうね。これは、額の問題でしょう。法改正が必要でしょうね。

そんな大した無い中から、払うもの払って、多少なり人間らしい生活をしようと思ったら……、厳しいだろうな……。そしたら、滞納となるのも理解できなくもない。決していいこととは言いませんが。

先の老後よりも、まず今だろうとなるよね。

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