『あの超一流金融機関、買収先が制御不能&人材流出の惨状…』まあ、買えば終わりというのならそんな楽なことはないよね……。

   2016/12/19 

昨今、保険会社などのM&Aのニュースが結構流れますが、M&A後の状況について、Business Journalで紹介されていました。

記事的には、結構大変らしいことが出ていますが、中でも印象的だったところをちょっと紹介します。

三菱東京UFJ銀行

“約50億ドルを投じて2013年にタイのアユタヤ銀行を完全子会社化”

はいいが、大幅な方針転換を行ったそうで、結構反発を食っているそうです。

“アユタヤ銀は個人のリテール事業を中心に展開してきたが、BTMUの買収後は法人向けや富裕層向けビジネスに一気にカジを切った。”

で、業績的には上手くいっているっぽいですが、結果幹部も含めて辞めていく人がそれなりにいるよう。

“「買収後の経営方針やカルチャーの変化に幹部も含め退職を検討する行員が少なくない」(同)という。現地の職員の意向を無視した日本流の弊害が見え隠れする。”

ということで、ございました。

損保ジャパン日本興亜:2014年に肝入りで買収した英キャノピアスについてですが、どうも上手くいっていないみたいです。

“コントロール不能状態にあると聞きます”

という話。

“競合他社の笑いものになりかねない”

なんて話もでています。

なので、

“自社にスキルが足りないスペシャリティ保険を買収したものはよいものの、相乗効果は生み出せていない。”

ということだが、

“買収のノウハウもないので買収後の処方箋もない”

のだとか。

それとは別に、仏再保険会社スコールについても予定が狂っているようです。

“3月にスコールの筆頭株主から同社株式を7.8%取得して、その後、出資比率を15%超に引き上げて持分法適用会社にすると公表していたが断念した恰好だ。”

ということなんであります。

 

記事にも書かれていましたが、カネ出して買えばメデタシメデタシにはならないんですよね。当たり前ですけど。

ノウハウも人も金もある程度あるのなら、考えが合わない人は辞めてもらえば済むでしょうが、ノウハウが無くて金だけだして買って、あとはお任せ、みたいなのでは完全に微妙になる可能性は普通にあること。

まあ、判りきったことではあるけど……。なので、バンバン買収して、調子良さそうに見えるところほど、実は逆にスキがあるなんてことは大いにあるんだろうね。SoftBankあたりもそんな風なニュース流れるときあるものなぁ……。

なので、昨今ニッセイあたりがバンバン飛ばしている印象だけど、3年後とか5年後とか微妙になっている可能性は大いにある。というか、三井の買収については、既に何かと難しいようなことは言われているしね。

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