お金を不自由にする…「保険」の加入は一切必要ない?

   2017/10/19 

livedoor NEWSに、保険は不要みたいな記事が出ていました。少し極端な気はしましたが、内容的になかなかまともなところもありましたので、所々紹介してみます。

これは、経済評論家の山崎元さんのコメントということなんですが、氏の論だと原則として保険は不要ということです。理由としては、お金には色がついていないので、お金で持っておいた方が色々なことに使えるのでいい、と。子供の教育費にでも病気になった場合の医療費にでもなんでも使える、と。

確かにそういう面はありますね。

なので、例えば学資保険なんかも、学資保険ではなく、余計に預金をした方がいい、と氏は言います。つまり、そうすることで、途中で他のことに必要になった時に使えると。

大学の入学金じゃなくて、15歳の時にサッカースクールに行きたくなるかもしれないし、塾の費用に使いたくなるかもしれない。もしくは卒業してから起業したいかもしれない。

なので、そんなふうにワザワザ手数料を払って自由度を下げている必要はない、と。

 

医療保険についても否定的。理由は「高額療養費制度」があるから。ただし、その際の自己負担分ぐらい持っている前提でのコメントです。だから、それがある人は基本的に不要と言っています。

なので、完全に不要とまでは言っておらず、お金に余裕がない人には使い勝手があると、コメント。

――「保険をかけたほうが良い人」はどんな人でしょうか?

山崎さん:子供が生まれたけどお金に余裕が無い若い夫婦です。子供が自立するまでの期間、「掛け捨てで死亡保障のみの保険」に入れば良いでしょう。

ただし、その場合でも掛け捨てのもので最低限で、と言っています。つまり、貯蓄型のものもありますが、それは合理的ではないという判断のようです。

貯蓄機能があるものがありますが、掛け捨ての保険と貯蓄の両方に手数料を払って保険会社の商売につきあっているということになりますのでやめましょう。

そして、そもそも保険について。

保険はそもそも「損な賭け」なのです。平均的に契約者が儲かると、保険会社は潰れてしまいます。セールスの人もいますし、その人件費なども保険料でまかなっているということを念頭に置いておくべきです。

よく解っている人のコメントですね。自分としてもかなり同調できる点がありました。

 

で、これはあくまで日本ではという話なんです。つまり、日本では、先にもありましたように、

・高額療養費制度、とか

・遺族年金

・健康保険

・母子手当(児童扶養手当)

・生活保護

なんかが、あります。少し細かいところでは、児童手当もありますね。つまり、生命保険は不要、というよりもみんな最初から入っている、ということです。オギャーっと生まれた段階から。

なので、逆に言うと、これらが一切なければ状況は一変します。自動車保険なんかだと、人身事故の場合は一定額までは自賠責から賠償できますが、自分の補償や物の補償は相手から賠償を受けられるケースでなければ何もありません。※健康保険は使えます。なのでありますね自分の補償。

なので、物については一切何も。

だから、自動車保険はみんな入る。お金に余裕のある人から、そうでもない人まで。必要だと思うから入るんですね。入っていなくてヒドイ目にあっている(経験をしている)ケースもありますよね。相手がいるケースがほとんどなので示談交渉の問題という点もありますが。

なので、この記事の考え方のポイントは「公的保障で既にカバーされている部分がかなりある」、という点なんです。

まあ、なので、それ以上は好みによる判断です。

それと、入っている場合いない場合のメリット・デメリットは予め認識しておいたほうがいいですよ。誰が言ったからとかではなく、参考にするのはいいですが、最終的にはある程度理解をして、突然何かの事態になった場合に困らないように。

この山崎さんだってそうですが、どんな人でも一切なんの準備もいらないなんてことは言っていませんから。

医療費にしても高額療養費制度の自己負担分ぐらいは持っておく必要があると言っています。つまり、それは「現金で準備が必要」ということなんです。準備はいるんですよ。

それと、「子供が生まれたけどお金に余裕が無い若い夫婦」も保険に入ったほうがいいと言っていますね。

まとめると

なので、まとめると基本的には自分も同じ考え方なんですが、合理的にやるためには、ケースに応じて必要なだけ利用する、ということです。

自分もこれまでに散々言っていますが、保険→保険会社というのは、商売でやっています。保険金を払うのに必要な額に運営費を乗せて保険料を設定します。なので、原則として、理論上お金のある人は、自前でやった方が得なのですが、中には大きなリスクもあるので、みんなそんなにお金持ちじゃないので、その場合は、保険会社にお金を払うことで、そのリスクをカバー(準備)できるよ、と、こういう話なんです。

なので、自分の手に追えるリスクなら、自分でその分預金でもしておいたほうが、通常プラスになるわけです。

これまでに繰り返し言ってきていますが、保険の価値は、

「自分の経済力ではどうにもならないリスク(額)でも少額のお金(保険料)を支払うことで、そのリスクにスピーディーに簡単に備えることが出来る」

という点です。

あくまで、手段ですよ、と。

バカとハサミは使いようですから、上手く使えば便利ですが、そうでなければタダ勿体無いだけ、というこになります。

 

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