『業界激震!金融庁が銀行での保険窓販の手数料率開示を要請』ついに新しいステップに行きますな

   2016/12/19 

ついに開示がスタートするみたいですね。これまでも散々こういった議論みたいなものはあったように思いますが、ついについに。

ダイヤモンド・オンラインによりますと、金融庁が、生保の銀行窓販について、開示をするよう告げたという話です。

実際上は命令ですね。

で、読むとですね、投資型の商品について、ということ。取り敢えずだね。ただ、最後のほうで、特に具体的には言っていないので、場合によっては今後、対象を拡げられる可能性もありそう、ということです。

開示の対象となる商品や販売チャネルの範囲について、金融庁は明言していない。つまり、5月末に施行される改正保険業法では、乗り合い代理店などで横行した手数料狙いの偏重販売にメスが入るが、改善されなければ、対象となる商品や販売チャネルは拡大されかねない。

今の金融庁の保険課長という人は、前は証券課長だったそうで、投資信託なんかの売り方についても、ユーザーの利益を無視したようなやり方を問題視して、メスをいれてきた人なんだそうです。「ふざけんなよお前ら」と。要は、「判らないと思って、騙したようなやり方して、搾取してんじゃねぇ」ということなんでしょうねぇ。

で、もう少し詳細を言いますとね、ついこの間の年末年始に、大手生保の幹部が金融庁に行ったんだそうです。そしたら、そこで、いきなり、保険課長にこう言われたと。それも開口一番。

「3月末までに、銀行窓口で販売している貯蓄性保険の販売手数料率について、開示する方向で検討していただきたい」

この時言われたのは、大手4社(ニッセイ、第一、明治安田、住友)のよう(記事では「とみられる」という表現に)ですが、後に1月末の会議で金融庁の方針が全社に示されたそうです。

全社に激震が伝播した。

なんて、出てましたが笑

 

金融庁としてはですね、銀行窓販の投資信託の販売は不調である一方、保険の販売は「非常に好調」だった点を気にしているようです。要は、金融庁でモニタリングをしたそうなんですが、その結果そういう事実が判明してきたんで、今回の法改正の原因となったどっかの保険ショップみたいに、客が喜びそうな商品「ではなく」、手数料が高くて自分とこ「ばかり」が喜んじゃうようなやつ「ばっか」中心にやってんじゃないか、と心配をしていると。

これ、別に同時にお客さんも喜ぶものなら良いんでしょうけど、必ずしもそうじゃない、銀行と保険会社「だけ」喜ぶ商品だったりする可能性があるから、ということなんですよね。キチンと客のリクエストにあった、優先されたもので、且つ、手数料も高い、というならあれなわけですが、なかなか……。よく判りにくくて騙しやすいジャンルだからって話なんですよね。なので、手数料が開示されれば、そこも客としての判断材料になるってことで。

で、開示対象は以下の通りで、

対象となるのは、投資信託と商品性が似通った変額保険や、外貨建ての保険。いわゆる金融商品取引法の対象となる「特定保険商品」と呼ばれるものだ。

だそうです。

で、この手のやつを第一の子会社生保の商品を筆頭にかなりやっていると。なんせ、長年トップだったニッセイを抜いたのにかなり影響を与えたと言われていますのでね。

これらの保険を販売している生保の筆頭格が、第一生命の子会社、第一フロンティア生命保険。豪ドル建ての保険の販売がここ数年で急増しており、生保の売上高に相当する保険料等収入で、第一生命が日生を抜き去る原動力となった。

で、全部が、ここで問題になっているような保険ではないでしょうが(割合的には多そうですが)、ニッセイ、第一(子会社)で、銀行窓販の全体の41%ぐらい行っているそうです。

 事実、5兆円を超える規模となった銀行窓販でのシェアは、第一フロンティアが約30%を占め、日生の約11%に対して3倍近い販売額を誇っている。

2兆とか行っているってことか……すごいな。

というわけで、まずはってことなんでしょうが、銀行で取り扱っている、こういう特定保険商品。投資商品と言ってもいいぐらいのジャンルのやつですね。それらから、販売側は手数料をオープンにすることになるようです。

時期は、どうなんでしょ。

「3月末までに、銀行窓口で販売している貯蓄性保険の販売手数料率について、開示する方向で検討していただきたい」

3月末までに開示をスタートじゃないですよね、これ。この言葉をそのまま読むと。

・3月末までに開示をスタートして欲しい

・開示することを検討して考えをまとめることを3月末までにやってほしい

多分、検討を3月末までで、開示はその後ってことだと思われます。大手の会社なので、そんなパッパとはなかなか行けないでしょうから。準備していつから、やりたいと思います、というような話を3月末まで決めて、ってことかと。

まあ、事実上の命令でしょうね。それで金融庁が満足するぐらいやらない場合は、法令とかをイジって義務付ける考えだろうから。

 

で、最後に少し感想を言うと、銀行みたいな大組織は手数料高いんですよね。どうしても量も額も大きくなるから。これは、手数料の総額(売上高)が伸びるって話じゃなくて、保険料に対する手数料の率(割合)が、小さい保険代理店よりも、大きいって話ね。しかも、銀行は預金見れるわけなので、客に対しても提案しやすい。そういう意味では、こういう貯蓄とか投資系の商品とかはかなり、相性がいいんですよ。

少し考えたってそうですよね。

やっぱり、あまりに極端なことすると、こうやってメスが入ってくるんですよね……。タワーマンション節税も話題になって、そのうちなるんだろうな……と思ったら、早速規制の網がかかったようですし。

まあ、だからいっそのこと全部フルオープンにしたら良いと思いますよ。自分は全然構いません。逆に「これしか無いのか」、と思われるかもですね笑 銀行とかみたいに、額の大きなのだと、「ちょっと喋って、書類書くだけでこんなに!?」、となり易いでしょうが笑

なこと言ったら、それこそ、食い物屋とか小売店も原価とか粗利とか開示したらいいんじゃないか。どうせ今時ググれば大抵のことは判るわけだし。

 

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