『au、生保とセット割引 携帯業界で初、顧客囲い込み』業界初は新しくていいが肝心の点を押さえないと微妙なことになることも

   2016/12/19 

au、生保とセット割引 携帯業界で初、顧客囲い込み:朝日新聞デジタル

さてさて、今日の話題はこちらです。結構各社報じていましたね。保険関係のニュースを毎日チェックするんですが、結構この件についての見出しを見かけました。

というわけでまずは、ニュース解説から。

見出しで既に大体のことは判るように、

・あの携帯電話の「au」が

業界初の生命保険とのセット割を

開始するそうです。

この業界初、というのがポイントですね。

KDDI(au)は4日、指定する生命保険への加入で携帯電話通信料を割り引くサービスを始めると発表した。

スタートは5日からで、サイトから生保に入れば、スマホなどの通信料が毎月200円を5年間割り引くそうです。

それと、一部のauショップでも相談はできるようです。記事の表現では、

auの一部の系列販売店

となっていましたので、おそらくauショップのことでしょう。ただし、相談だけで、加入はできない模様。あくまでも、サイトからなんでしょうね。

それと、この他にも、住宅ローンや損害保険でポイントが貰えたりするようです。まあ、実質的には現金みたいなもんですわね。1ポイント1円で、クレジットカードとか使えるようなとこでは使えちゃうようですから。

というか、今調べてて判ったんですけど、auでも、この前申し込んだLINE Payカードみたいなのやってたんですね。ポイント還元率は全然LINE Payカードのほうが良いようでしたけど。

というか、このサイトのほうがかなり分かりやすかったです。

KDDI、生保、損保、住宅ローンとauスマホの「セット割」を提供! – iPhone Mania
そして、表もお借りしちゃいます。

なんせこういう感じだそうです。

au-hoken1

au-hoken2

なので、メインは、上の住宅ローンと生命保険のようでうすね。下は一回だけでしょうから。

なんか、auでやっている各種セット割をフルにやると結構安くなっちゃうようですね。月で、「4人家族なら月額3万円」とか「一人暮らしの女性の場合で月額8,000円の割引になる場合もある」とかでていました。

 

では、わたくしの意見感想を。

うーーーーーん、まずは業界初ってことで、新しくて良いんじゃないでしょうか。が、記事でも触れられている通り、保険は保険業法でかなりの制約を受けている。

保険料の割引割戻し、その他特別利益の提供の禁止

とかね。保険業法300条1項5号であります。業界の人で、ある程度本腰入れてやっている人でこのルールを知らない人は、まずいないはずです。

ですので、例を言えば、

カーディーラーの人が、「自動車保険に入ったらタイヤを安くします」

これアウトです。完全に。

なので、記事にあった、

保険業法は、公益性の高い保険で契約者間の不公平が生じないように、保険料の割引を禁じている。auは今回のセット割引では、「割り引くのは通信料」として、問題ないとしている。

というのは、普通に考えて、上記と同じなので、アウトでしょう。通用しない。

正に、

保険に入ったら、◯◯を安くする。

ですから。

ただ、まあ大会社ですから、そこまで単純ミスは「普通は」やらかさないんだろうと思いますから、金融庁と相談したら、このぐらいならいいことになったのかもしれませんね。違法性の判断は最終的には裁判所ですが……。

200円×60回 → 12,000円。3種類あるので3つやれば36,000円、多くのユーザーはどう思うのでしょうか。ローンのほうだと500円ずつで計3万円ですか。もちろん、あくまでトータルですが。

まあ、「同じ品物なら」高いよりは安い方がいいでしょうが。

 

ここで重要な事を言います。ここの点を押さえないと全く笑えないことになりますので、どうぞご注意を。

 

例えば、同じ本だとか、同じ家電なんかであれば、価格比較はしやすい。家電ならメーカー保証も付けば、そういう点も安心ですね。

が、

保険だと、とても比較がしづらい。

ここが、ミソなんですよね。あと、加入後の対応ね。

保険会社は、あのライフネットさんのようです。前調べた時には価格はそんなでもなかった。逆に高いようなケースもみられました。

詳しくはこちらを。昨年書いたものです。

生命保険の保険料比較情報を見たら、一番上と下の差がものすごかった件

で、割引額ばかり見て、肝心の実質負担額をよく見ないと、得なのか損なのか良く解らない。

つまり、どこで入っても同じ値段のものなら、単純に割引額分安い、という理解でいいわけですが、そもそもそうではないので、例えば、元々の値段が他よりも高ければ、割引後の価格でもそう安くもない可能性もあります。

あと、対応ね。自分は、世話焼いてもらったほうが楽なので、10倍とか極端に違うわけではなければ、基本楽で安心な方を選択します。要は、自分で色々やらなければいけないのなら、セルフサービスなわけですからね。責任も当然、丁寧に世話焼いてもらえる場合よりも重くなるし。

しかも、性質的に万が一のもの。万が一になる確率は低いと言っても、じゃあ、変なことになったり面倒くさくていいのかと言うと、そうではない。

まあ、いずれにしても極端に価格が違わなければ、出来るだけ

・安心度が高く

・楽

・気持ちがいい

方が自分はいいです。そんな面倒くさいことプライベートでやっていられない。セルフサービスは好きではありません。しかもそんな万が一のもの。

 

というわけで、得したくて加入を検討する人は、割引後の価格は他所と比べてどうなのか、対応なども含めて中身はどうなのか、利用する際には、良く、比較検討してみましょう。

保険相談・お問合せ

わたしへの保険相談・お問合せはこちらから。

髙橋 則彦(このブログを書いている人)のプロフィールはこちら

関連記事

感想をもらえるととても喜びますw(※ 相談とかでもOKですよ。)

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は「必ず」入力が必要です。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。