『ドコモは生命保険の販売で何を目指すか』これは既存プレーヤーにとっては大変なことだな

   2016/12/19 

昨日はauについてのこちら

『au、生保とセット割引 携帯業界で初、顧客囲い込み』業界初は新しくていいが肝心の点を押さえないと微妙なことになることも

でしたが、昨日に引き続き、本日はこちら

ドコモは生命保険の販売で何を目指すか (1) ドコモが保険を扱う理由 | マイナビニュース

docomoさんですね。auはネット生保を選択したわけですが、こちらは、全くの逆で、対面販売だそうです。

ニッセイと手を組んだわけです。生命保険は性質的に、ネットだと厳しい、という判断だそうです。これは全くの本質ですね。良く判っているじゃないですか。保険は本や家電とは違う性質のものですからねぇ。これまで、散々デフレだった割には、大したシェアは伸びなかったんですよね、ネット系とかダイレクト系は。たしか全体の一割にも届いていないはず。

それから、昨日書いた記事でも取り上げましたが、auでは、生命保険に入ると、スマホの通信料とかを割り引くとしています。

これについてのコメントは、

保険業法は、公益性の高い保険で契約者間の不公平が生じないように、保険料の割引を禁じている。auは今回のセット割引では、「割り引くのは通信料」として、問題ないとしている。

ということですが、これは通常であれば普通にアウトだろうと、自分は昨日のエントリーに書きました。いや、完全アウトですよ一般論で考えれば。ですが、役所と相談してギリギリセーフという話になったのかなぁ……なんて思っていたら、docomoは違うこと言っていました。

法律の厚い壁も残る

ドコモが生保を販売するということで、損保と同様に、携帯料金と合わせて支払ったり、dポイントの付与といった、ドコモのアセットを生かした販売形態が取られるのではないかと予想していたのだが、実際にはこうした方法は行われないという。

「保険業法上、ポイントの付与や値引きといった、販売価格を実質的に下げるようなことは認められていないのです」。保険業界も医療分野と同じく、これまでのドコモが扱ってきた商品とは異なる法律の下で動いており、思うように動けないこともあるようだ。さらに補足して「新しい商品の開発などは、基本的に保険会社の領分で、金融庁の認可が必要になるんです」という。

という、普通の見解なんですよね……。そう考えると、auはなんなんだろうか、という感じが。実は、役所でOKしているわけではなかったりして……。昨日からもう既にスタートしている模様ですが、早々に、金融庁から指導が入ったりしてwww その場合は取り敢えず、引受けをするライフネットに行くのだろうけど。

 

で、この件について、「はっ」と思ったことがあります。今って昔とは違い、保険ショップって結構あるじゃないですか。調子のいいとこも悪いとこも、もちろんあるようですが、一定の需要はあると。

これ、今回docomoショップが、対面販売を始めることで、

一気に保険ショップが増えるってことに他ならない

んですよね。安心のdocomoブランド、ニッセイブランドの効果は絶大だと思います。

なんか知名度もないようなショップよりもまずは、安心の行きやすいところに行くでしょ普通。いくら大手生保は高いと言っても大半の人は良く判らないわけで、取り敢えず予算内で入れれば、そんな神経質な人は少ないでしょうし……。

で、やっぱり生保なんですよね。生保は、参入しやすいんですよね、損害保険とは違い。損賠保険の場合、やること多いんですよ。生保とは基本的には違うわけです。

あと、理解すべきことも結構あるんで、企業がヒョッとは入って行きづらい。なので、参入は生保ばっかじゃないですか。面倒くさい仕事ですからね損害保険はwww まあ、要領よくやれば然程でもないですが、生保から見ると、色々違います。契約期間も短いし。

 

ということを考えておりまして、

「え」もう一気にレッドオーシャン度上昇じゃん

と思ったわけです。

保険会社と保険代理店でも、ひとまず違うんですが、たしか、ニッセイ以外の保険会社のもやると言っていたような気がしますので、ニッセイばかりの保険が売れる、ということではないでしょう。なので、その点では、どこから売れようが、保険会社的には、売れればいい。

が、保険代理店、という点でいえば、マーケットを取り合う形なので、プレーヤーが増える=供給過多度が上昇となるので、厳しさはますことに基本的にはなります。

従って、生保う今後厳しさが増すでしょうな。そのうち、SoftBankショップでも生保売り始める可能性は少なく無いだろうし。

携帯キャリア各社で、生保の一定の収益は上げると思われるので、間違いなく、既存のプレーヤー(直販の生保の職員含む)達には影響は小さくなさそうです。

自分の所で言えば、まあ、生保の知識とかはもちろんありますので、アドバイスとか当然できます。ブログも書いてますしね。が、収益割合というところでは、全然大したことはなく、ほぼほぼ自動車保険と火災保険なので、影響は皆無と言ってしまってもいいぐらい。

というわけで、損保会社の人は、生保生保言っていたが(この頃そうでもない)、もうプレーヤーとしては生保は終わりだろうね。こんなニュースばっか見たら、余程特別な人脈や知名度でもない限り、全然やるきしないもの笑 全然いい結果を出し続けられる気がしない。

大規模な保険ショップが出来ちゃうわけだからね。auにしたって、店頭で相談には応じるそうだから。そのままPC貸して申し込みまで出来たりするんじゃないだろうか……したら、ほぼ対面と変わらないからね。

まあ、損保会社は、生保子会社の生保が売ればいいと思っているのだろうから、根本的に我々の視点とは違うわけだけどね……。

 

ところで、今日はこちらを読みました。面白かった。舞台は沖縄なんですが、これがすごかった。官僚とか、アメリカ海兵隊(というか、実際はCIA)とか基地問題とか、台湾マフィアの抗争とかいろいろ出てきます。見応えたっぷりすぎでした。なので、もし良かったらぜひ。

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