保険の仕組みや価値について考えれば、自ずと答えが判ってくるな

   2016/12/19 

今日はこちらについて。

日本生命保険、不妊治療に給付金 10月に保険販売、業界初

ニュースチェックしていたら、結構この件の見出しが躍っていた。

で、さらに、自分がちょいちょい見ているニュースアプリでも話題になっていた。

 

基本的には医療保険みたいね。で、ユーザーとしては、どういう設計ができるのかは不明だが、そのうちの一部として、特定の不妊治療をやった場合にも保障される、というイメージのよう。

ほんで、給付金1回につき5~10万円で、最大12回で上限90万、ということらしい。

で、あと、満期返戻金も結構ドサッともらえて、保険料は月一万円とかぐらいの模様。

なので、不妊治療の保障だけで、月約一万円ということではなく、所謂詰め合わせセットの総額として、そのぐらいだよ、ということだと思われる。

なので、不妊治療の保障をメインに考えているとすれば、ちょっと考えたほうがいい。

加えて、業界の実情を考えると、国内大手はコスパが悪いので、余計に考えるべき。

そもそも保険という仕組みは、賭けの要素がとても強く、確率的に言えば、ユーザーが損をするのが普通。

加えて、先述の通り国内大手なので……。

なので、詰め合わせセットではあるが、不妊治療メイン(しかも特定の)なら、「給付金1回につき5~10万円で、最大12回で上限90万」に対して、月一万ぐらい払いたいか?と考えてみればかなり判りやすくなるだろう。まあ、あと満期返戻金の分も考慮する必要はあるが。

と考えると、自分が誰かに意見を求められたら、保険ではなく他の、ケースによるが、定期預金とか国債、投資信託なんかで積み立てるよう助言するだろう。

しかも、当然免責期間もあるはず(たしか2年)だし、診査もあるはず。だから、入るなら早め早めに入っておく必要が。だったら早め早めに積立しといたら?という感じでしか無い。しかも、前もってやるのなら強気な選択肢を選びやすいし。何も保険会社を儲けさせる必要はない、というのが自分の意見。

せめて免責期間がもっと短ければ、ある人には使い勝手あるかもだけど。でもそれでも、額的に小さすぎて、いつも自分が言っている、保険の価値は、

経済力が及ばない、大きなリスクに対して、小さい金額で準備ができる

という点を考えると、微妙な額なんだよな……。

しかも、2年の免責期間。月一万なら、24万ぐらいは、保障が発生するまでに払い込むことに。

上限90万。

そう高くない中古車一台分ぐらい。

しかも、一括でかかるものでもなく。

初めの頃はそんなに治療費かからないなんて話もあるし。

そしたら尚更この保険の価値が解らない。

いざとなれば、ローンとか組んでもいいだろうし。

というわけで、多分特約料としては、そんなに高くないと思うので、医療保険に入るときに、それも希望する人はいるんだろうなぁ程度のもの。じゃなかったら、そんなにモッサリと満期返戻金とか返せるわけもなく、そんな世の中パラダイスみたいなのあるわけはないんで。なので、あったらそれは気をつけろのサインと思うべき。

しかも、何度も言うが国内大手だからね。みんなほんと少ない人数で、タダみたいな給料で働いているって言うのなら、コスパは悪くないかもだが、にしても、赤字になるような設計はしていないので、少額なら自前で積み立てて、そこから払うような方法のほうが、最強(合理的)、ということで。

残念。

残念ながら(?)保険とはそもそもそういう仕組であることを理解したうえで、上手に使わなければならない。じゃないと、損しますです。はい。損してもいい人は上手にとか考える必要ないけど。まあでも、それも程度はあるよなぁ……。

しかしまあ、こういうとこって何を誇りにして仕事してんだろ。と、ちょくちょく思う。そういうの関係ない人が主に働いているんだろうか。

やっぱり、保険は特にさ、お金に色はないので、コスパ相当に重要でしょ。当然、保険金の支払い能力が問題ない前提だが。しかし、そこは保護機構や監督官庁もあるので、基本的にはね、ということで。

そう考えた場合、あんまり良いイメージを持たない。大手ね。

これを銀行とかの金を貸し付けて金利で儲ける商売で考えると、普通に金利の超高い、ヤミ金では流石にないにしても、かなり高いような金融機関に思われる。しかし、保険と借り入れは違う性質のもの。

みんな知らないから、予算内だからいいかと入ってしまうんだろうな。実は、支払う保険料に対する中身というとこでは、かなり他よりも薄いとも知らずに。

今回結構具体的に、そして厳し目に書いたけど、まあこれが事実だからね。

うーーーーん……。

なので、純粋に、単に、ある経済的リスクに対して、「合理的に」準備をしておきたいってだけの人は考えたほうがいい。

保険相談・お問合せ

わたしへの保険相談・お問合せはこちらから。

このブログを書いている人のプロフィールはこちら

関連記事

ありましたら感想を。

メールアドレスは公開されません。ので、その点は安心です。
また、* が付いている欄は「必ず」入力が必要です。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。