保険に加入したら補償特典を無償提供!?ってマツダさんこれどう考えても違法でしょうよ

  

えー、今日は、自動車メーカーのマツダについて。

なんかですねぇ、新しくサービスを始めるそうなんですが、違法(保険業法)の可能性を強く感じました。

なんなんですかね、今年はauなんかでも、似たようなのあったばっかだし、なんでもありなのか。

内容を説明すると、「対象車両を」となっているので何でもかんでもではないようですが、特定の車をマツダのお店で買って、尚且つ、そこで自動車の保険も入ると、タダで、修理サービスが付く、というもの。

店については、「同社の販売店」となっているので、どこまでが範囲なのかは不明です。

なので、もちろん、金額の上限や利用回数、期間は決まっているようですが、ちょっとした修理ならタダで修理してもらえる、ことになります。ただ、自己負担額は条件として設定されているようではありますが……。なので、タダって訳にはいかないんでしょうね。

マツダ、独自の補償特典を付帯した「マツダ自動車保険 スカイプラス」を導入 | 保険市場タイムズ

というわけで、完全にこれ違法でしょ。

違うんだったら理由を知りたい。

保険に入ったら、タイヤを安くする、とか、プレゼント!!みたいなのは、アウトなんですよ完全に。こういうことは過去には沢山あったようですが。

一応条文を載せておくと、

(保険契約の締結等に関する禁止行為)
第三百条  保険会社等若しくは外国保険会社等、これらの役員(保険募集人である者を除く。)、保険募集人又は保険仲立人若しくはその役員若しくは使用人は、保険契約の締結、保険募集又は自らが締結した若しくは保険募集を行った団体保険に係る保険契約に加入することを勧誘する行為その他の当該保険契約に加入させるための行為に関して、次に掲げる行為(自らが締結した又は保険募集を行った団体保険に係る保険契約に加入することを勧誘する行為その他の当該保険契約に加入させるための行為に関しては第一号に掲げる行為(被保険者に対するものに限る。)に限り、次条に規定する特定保険契約の締結又はその代理若しくは媒介に関しては同号に規定する保険契約の契約条項のうち保険契約者又は被保険者の判断に影響を及ぼすこととなる重要な事項を告げない行為及び第九号に掲げる行為を除く。)をしてはならない。ただし、第二百九十四条第一項ただし書に規定する保険契約者等の保護に欠けるおそれがないものとして内閣府令で定める場合における第一号に規定する保険契約の契約条項のうち保険契約者又は被保険者の判断に影響を及ぼすこととなる重要な事項を告げない行為については、この限りでない。

の。

これ。

五  保険契約者又は被保険者に対して、保険料の割引、割戻しその他特別の利益の提供を約し、又は提供する行為

出典は、ここです。ので良かったら。

 

なので、今回のも、車を買って「保険に入ったら」、無償提供ということで、普通に違反としか考えようがないわけです。

 

で、少し考えた。

もしも、これがOKだとしたら。

したら、自分らもなんかやるか、みたいなことも考えた。

そうするとね、結局は資本の差で、勝負にならんわけですよ。要は値下げ競争と同じようなもんなわけですから。

まあ、普通に違法としか思えませんが。

それと、まあ、条件は設定されているので、確率的に一台あたりにかかるコストというのは大したことはないのかもしれませんがね。

 

ただ、これは一定程度魅力を感じる人はいるでしょ。

というか、既に三菱かどっかで似たようなのやってんだよね、たしか。そのせいで、以前解約になったことが……。無償かどうか知らないけど。

というか、日産もか……。なんか前に見た気がして、今見てみたら、「無償で修理」みたいなの書いてあった。上限は、こっちよりも小さいようだったが……。

 

うーーーん……。

金融庁とかどう思ってんだろ。

保険の一部みたいに見せかけてやっている風ではあるが……。

 

というわけで、実は自動車業界ではごく普通のことぐらいな感じになりつつあるのかもしれない……。

で、自分らのような超小規模事業者としては、こういうのがOKだとしても、資本の差で勝負にならんので、自分らの土俵ではない、と。

なので、こういう小銭に魅力を感じるような人は、自分とこの客ではない、ということで。

あくまで、自分に頼みたい、という人だけを相手にしていく以外ないのだと、考えた次第です。

ただ、まあ間違いなくプラス要因ではないことだけは確か……。

自分だって、保険に入ったらこういうの付きますよ、とか言われたら、悪い気は全くしないね。

ただ、保険の一部という解釈なら、保険に入ったら、というよりは、うちの保険には……という表現になるだろうな。しかし、記事を読む限りでは、切り離されている感じにしか思えない。保険商品の認可が一体でとってあれば問題ないんだろうけどね。

なんなんだろ。

監督官庁にはしっかりして貰いたいものだ。普通に考えたら、こういうの明らかにダメな部類でしょ。他のとの違いが判らない。

    ※ シェアお気軽に!(※ 何か反応があると、書いている方としては嬉しいものです。張り合いが違う。)




※ フォローもお気軽に!!



Instagram

follow us in feedly
更新情報をプッシュ通知で知りたい場合は↓を。※ iosはこちらのアプリが必要です。



保険相談・お問合せ

わたしへの保険相談・お問合せはこちらから。

髙橋 則彦(このブログを書いている人)のプロフィールはこちら

関連記事1

コメント一覧

  1. さくらび より:

    初コメです。いつも楽しく拝見しております。

    「特別な利益の供与」に該当しない何かがあるのは間違いないと思います。
    輸入車には、輸入車メーカーと保険会社の提携で「ブランド保険」(補償内容は実際には保険ではなく、今回の記事の通り)の販売が行われています。
    フロントガラスの破損に対しては上限金額10万円てのもあったりしますよ。
    保険会社が負担するのではなく、メーカーが負担している(負担するための条件として、正規ディーラー購入&指定保険会社への加入など)ので、「特別な利益」にならないのかな?と思います。
    だったら、メーカーから提供を受けたQUOカードプレゼントしてもいいんじゃないか、なんて突っ込まれそうですけど、そういうところを回避する何かしらがあるのだとは思います。、

    ちなみに、お取り扱いのSJNKもブランド保険の取り扱いを行っていますよ。

    • 髙橋 則彦 より:

      情報ありがとうございます。

      なるほど、外車もですか。ということは、既に既成事実化していて、当局もそのくらいまでは……と思っているのが濃厚でしょうね。

      もっとかなり極端なことをやるところが出てくれば、動くかもしれないですが、今のところは、最高裁で違法判断が出る等でなければ、何もなさそうに思います。

      一応、500円とか千円とかぐらいで、みんなに同じようにやるのなら問題ないとはなっているんですよね。そっちは、販促の関係なので、ルールが景表法とかのほうになりますが。

      まあ、いかにも日本らしいな、とは思いますね笑

感想をもらえるととても喜びますw(※ 相談とかでもOKですよ。)

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は「必ず」入力が必要です。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。