保険業界の意味不明なルールについて思うこと

  

えー、保険業界では、主に保険業法という業者を規制する法律があるわけですが、その中で、

300条1項5号

というのが有ります。

これは何かというと、保険料の割引とか、なんかあげたりとかはダメですよ、というルール。

ちなみに、違反した場合は、行政処分が待っています。

具体的には、損保協会のコンプライアンスガイドが解りやすいでしょう。

こちら。

で、P56。

契約者、被保険者または契約見込み客に対して、保険料の割引や割戻し、その他特別の利益を約し、または提供する行為は禁止されています。(保険業法第300条第1項第5号)
■法令上の罰則等
登録の取消しまたは6ヶ月以内の業務の停止(保険業法第307条第1項第3号)

具体的には、

ア.契約者等に提供できる物品やサービスは、金銭以外のものに限られます。
また、対象商品が限定されていないデパート等の商品券(ギフトカード等)は金銭と同様とみなされることから提供できません。
イ.物品やサービスの提供であっても、経済的価値等その内容次第では実質的に保険料の割引や割戻しとして、特別利益の提供とみなされる場合がありますので注意が必要です。
ウ.契約者・被保険者本人でなく、本人の家族等に対して行われる提供についても、実質的に契約者等に対する特別利益の提供とみなされる場合もあります。
エ.上記ア.~ウ.については、募集関連行為従事者が契約見込み客等に提供する物品やサービスにも適用されますので、募集関連行為従事者に募集関連行為の委託等を行う場合は、特別利益の提供等の募集規制の潜脱につながる行為を行っていないか、管理する必要があります。

その他には、自動車保険の等級の不正適用なんかについても書いてありますね。

 

で、さらには、保険会社のニュースでも載ってましたが、昨日見た日経の記事で、図書カードやビール券についても違法となる可能性があることから、やらないようにする、とでていました。

えーとこの件に関しては、当該記事では具体的に書いていませんが、取引をしている保険会社からの連絡によれば、この頃、日本損害保険協会で、金融庁に確認をしたということでした。そしたら、「図書カード」「ビール券」等の金券類は特別利益の提供に該当すると金融庁は回答した、ということ。つまり、金融庁の見解では、それはアウトよ、という話なんですね。

つまり、違反すれば、

登録の取消しまたは6ヶ月以内の業務の停止(保険業法第307条第1項第3号)

となる可能性がでてくると。そしたら、偶然このタイミングでこんなの見つけた笑 中止しないんだろうか……。

 

でね、大変前置きが長くなったが、お金とかそれに類似するようなものはダメとなっているわけですよ。これは、金額の大小は関係なく。

で、物はいいと。ある程度少額であれば。具体的には1,500円以下とかそんなもん。

タオルとか、ボールペンとか、そういうのはいいと。なので、ちょっとした日用品なら問題ないでしょう。

 

ただ、実際思うのは、

なんで?

ということ。

何が違うの?

と思うわけよ。こちらとしては。

 

金額の大小。つまり、物なら平均的な販売価格でやればいいと思うし、別にお金とか、ダメと言われている、クオカードみたいなのとか、電子マネーのやつとかでも別に変わんねーじゃんと思うという話。

そもそも、昔は物々交換で、でその媒介として、通貨を使うようになって、なので、今だって本質は物々交換なのだよ。

何か貰えば、それをその人は買う必要がなくなるわけだから、その分金が浮くんだよ。お金に色はない。余程役に立たないものでもなければそうなる。普通は、役立つやつをあげるわけだから。

したら、金くれてるのと同じでしょうが、と。

加えて、今時は、リサイクルショップだ、ヤフオクだ、メルカリだと、いくらでも現金化する手段がある。したら、同じでしょ、と思うわけ。

何を言ってんだと。

 

しかし、金額の大小かかわらず、金みたいなものはダメよ、と。

かなり、意味不明なんだよなぁ……。

もう金でもなんでもいいから、上限ここまでってすればいいと思うんだけど、判りやすくて。

もう評価基準決めて、やればいいのにね。

車のディーラーの修理無料サービスみたいなのとかもさ、アウトでしょ普通考えたらあんなの。

ほんとウザいね。

アンフェアー。

陸上競技とかで言えば、こっちは、ドーピングダメで、向こうはOKみたいな感じね。

あれはね、関係者は色々と理屈を言うかもしれないが、要するに、そこに保険に入ることで(条件として)、「もしも、壊れたら、修理代払ってあげますよ~」ってことなんですよ、実態としては。

で、それを一説によると保険をかけているという話だが、保険という手段を利用してるか、していないで、売上から賄うか、というだけの違いで同じことです。それは、やるほうがどういう方法で実現するかというだけの内輪の話。客が得る価値としては同じだから。当然、自社工場で修理という場合も同じ話。ちなみに、保険でやるにしても保険料は売上からになるわけだから。

なので、繰り返しになるが、この際、シンプルにして欲しいと思うところ。そして、フェアーに。

 

という、業界のルールとか若干ぼやきみたいな話でした。いかにも日本みたいな感じね。ディーラーの件は保険会社も触らないようにしている模様。保険会社にとってディーラーは上客だからね。しかし、監督義務を免れるものではないので、いつの日か、スポットがあたり、ボーっと火が燃えだす日が来るかもしれない笑 そしたら、規模が規模だから、保険会社もディーラーもみんなまとめて、業務停止か笑

 

最近これ読んでいます。

内容は2500年前のもの。の、現代語訳。やはり行き着く先は古典か、という感じ。やはり、長きに渡り、生き残ってきた、読まれ続けて来たものは深みがありますな。「古典にハズレ無し」と言われるのが解る。

こういうのは、非常にコストパフォーマンスに優れる。今後も何度も何度も開くと思われるので。当然内容もまともすぎるぐらいまともだし。

そして、電子書籍だと劣化しないのもいい。

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