保険の約款は、全部読んで、全部理解する必要があるか?

   2016/12/19 

保険の契約手続きを行う際に、

「約款をちゃんと読んでキチント理解しておかないとマズイですよね?」

というような質問を受けることがあります。

 

1.約款は現実的ではない

これに対するわたしの答えは、理解しておくに越したことはないけれど、パンフレット等ではなく、契約約款そのものを一般のユーザーの方が精読し理解しようとすることは、あまり現実的ではありません

理由は、一般の方には分かり辛いものだからです。

 

2.パンフレットを見て大まかに理解しましょう!

それであれば、パンフレットを見て大まかに理解しておく方が現実的です。

・どういうためのもので

・どんなときに機能するのか

・どんなのはダメなのか

・問合せはどこにすればいいのか

など。

パンフレットは、契約約款を見やすくしてあるものですので、まずはそれを見て、もっと詳しく知りたい場合には、約款を見るのもいいですが、しかし、一般の人には解りにくいものですので、その場合は、かかりつけの保険代理店担当者等に問い合わせるのがいいでしょう。

 

3.各種法令で消費者保護になっている

しかも、せっかく保険料を納めているわけですから、ドンドン便利に利用していくべきなのです。当然、みっともないことではありません。

さらに言えば、約款に物凄く契約者にとって一方的に不利なことが書いてあるのでは?みたいに思う人がいるかも知れませんが、各種の法令で消費者保護的になっていますので、そういった条文は無効ということになっているので、心配はありません。加えて、保険約款は、基本的に所管の行政庁(保険は、内閣総理大臣)の認可が必要ですから、なおさら、国のチェックが入るという意味でもご安心ください。

 

4.そもそも間違っているケース

ただし、当然のことではありますが、そもそもの根本の部分が上手くいっていないのでは、どうしようもありません。

例えば、傷害保険は、ケガをしたときのための保険なのですが、病気による入院なども対象であると勘違いしているケース。

自動車保険で、賠償保険だけしか契約していないのに、自分の車の補償もあると思い込んでいるケース。

あと割りと聞く話ですが、自動車保険で搭乗者の補償が少ししかなくて、大きな事故で、相手にはキチント出たけど、自分の方は、重症なのにほとんど出ないケースがあります。

 

5.契約していないものは当然出ない

上記の例は、いずれも保険会社の支払いが渋いとかいう話ではなく、そもそも契約がそうなっているわけで、元からその保険会社では引き受けていないものなわけです。ですから、こういったようなケースで保険会社の悪口を言っている人がいるとすれば、それは大いなる勘違いで、ただの逆恨みですね。そういう人は、まず考えを見直すべきでしょう。

 

6.ある程度のポイントはキチントしておくべき

まあ、契約段階で、気の利いた担当者が、契約者の方の気付き辛いようなところまで、気を利かせてアドバイスやら確認やらをしてくれる。または、できる人ばかりならいいのでしょうけれど、世の中そういう人ばかりはいませんのでね、ある程度の重要なポイントは、パンフレットを見たり、必要に応じて、担当者に確認を取ったりしてキチントしておくべきでしょう。

 

7.最後に:パンフレットと担当者を活用を!

というわけなので、約款なんて見ても、ただ分かり辛いだけなので、一般の方は約款じゃなくて、パンフレットと担当者を上手に活用しましょう。

けっして恥ずかしいことではありませんし、その方が効率もいいし、楽です。(どうしても約款を見たくてしょうがないという人だけご覧ください・・・。)

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